開院1周年 | 福岡市の脳神経外科「薬院河島脳神経外科クリニック」

開院1周年

日記

皆様こんにちは。福岡市中央区の薬院河島脳神経外科クリニック院長の河島です。
本日は開院1周年についてお話ししたいと思います。

開院して1年が経過しました

2023年7月3日に開院して無事1年が過ぎました。開院当初は患者さんの数も少なく先行きに不安が募る日々を過ごしましたが、徐々に来院してくれる患者さんも増えてきて最近は忙しくなってきました。患者さんは近隣の方だけでなく、福岡市近郊や県外の方、福岡を訪れた旅行者の方、外国人の方など多岐に渡ります。福岡市内の中心部にあるためアクセスが良いのと、午後7時まで営業しているのが影響していると考えています。

初めての経営

50歳を過ぎて初めて経営というものを始めました。診療所を継続するための秘訣はなんでしょうか?非常に単純な話ですが支出より収入を多くすることです。一般的に言うと損益分岐点を超える収入を確保することです。支出の主なものは家賃、人件費、外注費、消耗品代、リース代、ローン返済などです。収入は医業収入のみです。提供した医療に対しての価格は国によって決められています。こちらの都合で上げたり下げたりできません。いろいろ大変なことが多いですが、初めての経験で試行錯誤しながらなんとかやっています。一つ言えることは、勤務医では経験できない領域を新たに開拓しているという実感はあります。
当院で行なっている診療の大部分は保険診療です。しかしながら一部自費診療も行っています。脳ドックや人間ドック、ワクチン接種などがこれに当たります。保険診療は1-3割負担で済みますが、自費診療は10割負担です。健康な方を対象にしているので保険が効かないという理屈です。自費診療も順調に増えてきていますが、あまり増えすぎると病気で受診する患者さんの診療に差し障りが出ますので困りものです。

これからのこと

患者さんが増えてくると一人当たりの診察時間が短くなり、丁寧な対応ができなくなることが危惧されます。忙しい中でも「地域の方々の健康脳を守る」という初心を忘れず、これからも皆様に満足のいく治療を提供できるように心がけていきたいと思います。