院長河島 雅到
MASATOU KAWASHIMA院長経歴
- 1994
- 九州大学医学部卒業
- 1996
- 国立病院機構九州医療センター 脳神経外科レジデント
- 2001
- フロリダ大学医学部脳神経外科 博士後研究員
- 2004
- 北里大学医学部脳神経外科 助手
- 2009
- 佐賀大学医学部脳神経外科 准教授
- 2017
- 国際医療福祉大学医学部脳神経外科 主任教授
国際医療福祉大学大学院 教授 - 2020
- 国際医療福祉大学成田病院 脳神経外科部長、脳卒中センター長
- 2023
- 福岡市中央区で「薬院河島脳神経外科クリニック」開業
これまでの歩み
ごく普通の家庭に生まれ、小学校から大学院まで全て国公立の学校に通いました。
医師を志したのは中学生の頃でした。人のために役に立ちたいという思いと、腕一本で生きることのできる仕事と考えたからです。
小学生まではかなりの劣等生でしたが、中学生になってから勉強に真面目に取り組み、何とか医学部に合格出来ました。
卒業時に脳神経外科医になることを選んだのは、脳の神秘性に感銘を受けたからです。
アメリカ留学の思い出
本格的に手術を始める前にまず脳の解剖構造をしっかり理解しようと考えました。
幸運にも2001年秋から2年間アメリカ合衆国のフロリダ大学脳神経外科へ留学することが出来ました。
当地では微小脳神経外科解剖研究の大家であるRhoton(ロートン)教授の元で手術解剖を研究しました。
フロリダでの勉強はその後の手術に大変役立ちました。
また、当時アリゾナ州にあるBNI(Barrow Neurological Institute: バロー脳神経研究所)のdirectorであった
Spetzler(スペッツラー)教授と共同研究を行い脳血管バイパス手術の教科書を出版しました。
学位
- 2001年 九州大学大学院神経病理学教室 博士号
所属学会
- 日本脳神経外科学会(専門医、指導医)
- 日本脳神経外科コングレス
- 日本脳卒中学会(脳卒中専門医、指導医)
- 日本脳卒中の外科学会(技術指導医)
- 日本神経内視鏡学会(技術認定医)
- 日本脳神経減圧学会(運営委員)
- 日本頭蓋底外科学会(評議員)
- 日本脳腫瘍の外科学会(評議員)
- 日本微小脳神経外科解剖研究会(世話人)
- 日本脳神経外科学会雑誌査読委員
専門領域
脳血管障害、頭蓋底脳腫瘍、機能脳神経疾患の外科治療
代表論文
- Kawashima M, Suzuki SO, Doh-ura K, Iwaki T: alpha-Synuclein is expressed in a variety of brain tumors showing neuronal differentiation. Acta Neuropathol (Berl) 2000;99:154-160.
- Kawashima M, Rhoton AL Jr., Matsushima T: Comparison of posterior approaches to the posterior incisural space: Microsurgical anatomy and proposal of a new method, the occipital bi-transtentorial / falcine approach. Neurosurgery 2002; 51:1208-1221.
- Kawashima M, Rhoton AL Jr., Tanriover N, Ulm AJ, Yasuda A, Fujii K: Microsurgical anatomy of cerebral revascularization, Part I: Anterior circulation. J Neurosurg 2005;102:116-131.
- Kawashima M, Noguchi T, Takase Y, Nakahara Y, Matsushima T: Decrease in leptomeningeal ivy sign on fluid-attenuated inversion recovery images after cerebral revascularization in patients with moyamoya disease. AJNR Am J Neuroradiol 2010;31:1713-1718.
- Kawashima M, Takase Y, Matsushima T: Surgical treatment for vertebral artery-posterior inferior cerebellar artery aneurysms: special reference to the importance of the cerebellomedullary fissure dissection. J Neurosurg 2013;118:460-464.
Impact factor 合計 127.6009(2022年版、原著、筆頭著者分のみ)